軽井沢安東美術館に新宿から女1人旅1泊2日交通費込み10,000円で行けた話②

ロンギングハウスで1人ゆっくり過ごした後に訪れたのは軽井沢安東美術館です。

軽井沢駅から徒歩8分くらいで行けました。

この美術館、2022年の10月に開館したばかりの個人美術館です。

私の大好きな藤田嗣治の絵だけを集めた小さな美術館ができたということで、ずっと行ってみたかったのです。が、私が藤田だけでなく興味を持ったのは美術館の開設者の経歴です。

安東泰志さんという実業家で投資ファンドの経営をされている方なのですが、経歴がとにかく華やか、まさにエリートという感じでびっくりしました。

そのような経歴の方がなぜ私財を投じて美術館を?と思ったのですが、美術館には安東さんの思いが掲示されていて、納得。その思いを存分に受け取ることができた空間でした。

地上2階建ての小さな美術館ですが、そのサイズゆえ個人の私邸に招かれてお邪魔しているような気分になります。

とても日当たりのいい美術館で、静かな空間でした。窓から廊下に差し込む光に、フィレンツェのバルジェッロ美術館を思い出しました。ここの展示室も静かで、日当たりが良かったです。

こちらの展示室のみ写真撮影可でした。

立派なソファが用意されていて、座りながら個人のお宅のギャラリーでくつろいでいるかのような気持ちになり、ほっとしました。

そして、この展示室、あえて各絵画にキャプションが付いていないのです。

それがまた美術館ではなく私邸に招かれてこの部屋を案内されて、ゆっくりしていってください^^と言われたような和やかさを感じ。。。

一度もお会いしたことはないのですが、安東さん、こんなに素敵な空間に入れてくれて、そしてこんなに幸せな気持ちにしてくれて、本当にありがとうございます!!と心の中でしみじみお礼を申し上げました♪

絵画の展示室の他に、藤田の作った洒落たテーブルなども展示してあり、よく集めてくれたなあとここでも感謝(笑)

展示室を出た後は、2Fと1Fにミュージアムショップがあり私は猫のマグカップと絵を買いました。

 

安東美術館は入館料2,000円と少しお高めではありますが、その価値はあります!

私は展示替えのある2月にまた来たいとさえ思いました。

カフェも併設されており、こちらはコーヒー器具メーカーHARIOの直営店。

私はコーヒーより紅茶派なので利用はしなかったのですが、コーヒー好きな方は藤田の余韻を味わうのにぴったりの空間だと思います。

また、カフェにはHARIOのLampwork Factoryというブランドのガラスアクセサリーも販売されており、お手頃価格だったのでネックレスを購入。藤田の絵画と安東さんの作ってくれた素敵な空間に酔い、思わず買ってしまいました^^

 

美術館を出た後は、18時出発の高速バスまで時間が余ったため軽井沢駅前のアウトレットでお土産を買い、2日間満喫できました。

 

女1人でも1泊2日宿泊費と交通費で10,000円+ランチ2,000円くらい+美術館とお土産代で軽井沢を楽しめました♪♪♪