私が会社を辞めた理由=社長が74歳

トヨタの章男社長(66)が勇退し、佐藤 恒治社長(53)に交代するニュース見て、そういえばヤマダ電機も、小林辰夫社長(57)から上野善紀取締役(50)に社長が交代になっていたなーと思いました。

いずれも有名企業ですが、どちらも新社長が50代と若く、章男社長も辰夫社長も何を考えてこのような人事配置にしたのか分かる気がします。

 

というのは、私は複数の中小企業の管理部門で勤務してきましたが、社長が70代の会社もありました。

そこで私が感じていたのは、社長が70代となると経営も終わりが見えてくるということでした。

 

前に勤めていた会社は社長が74歳、専務が73歳でした。

年齢的に、体力的な衰えが見えてきていました。(耳が少し遠い、毎月通院のため休む日があるなど)昭和の価値観も色濃く残っていました(結婚しないの?と女性社員に聞いてきたり)

そして、私は経営のことはよく分かりませんが、この様子だと時代の変化が見えず、ということはお客(社員も含めた)ニーズの変化も分からないため、経営も現状維持か衰退するかだろうなあと思っていました。

 

もう一つ心配だったのは、私が40代半ばで中途入社したことです。

社長が74歳ということは、80歳まで社長を続けるとしてあと6年。6年後、私が50代に入ったところで、社長が引退して会社合併とか買収とかになったら…。

経営方針が変わって待遇が悪くなったら?

地方の会社に買い取られて勤務地が遠くなって通勤できなくなったら?

 

50代管理職経験なしの事務職で転職する方が大変じゃん。

 

それを考えると、今からサラリーマン以外の生き方にシフトしていった方がいい!と悟りまして、辞めちゃいました♪サラリーマン。

きっかけは人事考課で訳の分からない低い評価をつけられ納得できなかったから、なのですが辞めて大正解でした。

 

今は会社員以外の生き方をするための準備にあてる時間がとれるようになり、本当に充実しています。^^

SNSがこれだけ発達してきているので、個人が個人に直接価値を提供し(提供するものは商品であれ情報であれ)、その対価をありがたくいただく、それが当たり前の社会になっていくのではないでしょうか。

正社員とかアルバイトとか雇用形態関係なく、人に雇われる生き方自体が減っていくのではないかと思っています。